このFM-1グランプリをきっかけに Claris FileMaker を使ってみようと思った方が1人でも多くいると運営としても嬉しいです。
Claris FileMaker は30年以上前からある、今でいうところのローコード開発環境と言えるでしょう。
元々はカード型のデータベースでしたが、日本語でスクリプトというプログラムが書けますし、何行にもわたる複雑なスクリプトを書かなくても、1行だけで実行できるスクリプトも数多くあります。
ボタンに、1行のスクリプトを設定するだけでもある程度の簡易な機能は実装できてしまえます。
近年では iPad や iPhone への対応も目覚ましく、先の1行のスクリプトでカメラを起動したり、手書きのサインを書き込めたりします。
最新のバージョンでは、Mac上で鍛え上げた機械学習のライブラリを利用でき、画像検索までできてしまいます。
その他、iOSデバイスの様々なセンサー類へのアクセス、NFC、iBeacon、GPSなどを日本語で書いて利用できるのは、この Claris FileMaker をおいて他にはない開発環境と言えるでしょう。
今回を機に学んでみようと思われる方には色々な学習素材がネット上にあります。
●FileMaker の自習室
Claris公式のトレーニングを一コマ約10分程度学べます。
ただ、コマ数が多いので少々根気がいるかもしれません。
●Claris 公式リソース
トレーニング教本のPDF、サンプルファイル、Webセミナーなどのイベントの情報など様々な情報が詰まっています。
特にイベントページは定期的にチェックしておくと、最新の情報を入手しやすいと思います。
様々な人が色々な質問をし、色々な人が回答してくれるBBSです。
長く活動をしており、今でも活発に書き込みがあります。
困ったらここで質問してみると良いでしょう。
その他、様々な開発会社様で開発ブログやYoutube上で動画なども公開されております。
今回のスポンサー様のサイトでも情報が提供されておりますので、ぜひアクセスしてみてくださいね。
データベースがそもそも始まりのアプリなので、他の総合開発環境(IDE)などに比べるとクセもありますし、気が利かない部分もあるのは事実です。
しかしながら、本当に動くまでは最新のIDEなどに負けないくらい、ちょっと作り込むだけで動きます。
これを機にぜひチャレンジしていただけると嬉しいです!
Comments