[No.30]FIRMS_2.62

更新日:2021年11月21日

応募部門:仕事効率化

作品名 :FIRMS_2.62

製作者 :三九楽二二騎

作品概要:ファッション製品の海外検品現場で使用することを想定して作ったアプリです。通常手書きで記録される製品情報、不良内容、不良箇所をFileMakerGoとレシートプリンターを使うことで業務効率化と筆記具による汚れを防ぐことが出来ます。iPhoneでは等倍フォントを気軽に使うことが出来ないため、プリントイメージを表示するためレシートプリンターの文字数に合わせてフィールドを縦横敷き詰めて表示させました。レシートプリンターでのプリントアウトはFileMakerから直接行うには技術的、コスト的にもハードルが高くなるため、FileMakerGoの文字データをコピー、レシートプリンターのアプリにペーストすることで解決しました。レシートプリンターアプリのほとんどがサブスクで無料使用できる物が少ないのが現状。入力方法の多様化(RFID)、データを思ったように扱い色々なフォーム出力および他のシステムとの連携、リアルタイムの情報共有が次の課題です。FM-1グランプリをきっかけに今回初めて本格的なアプリを制作してみました。システム開発者であればもっとスマートな内容に出来るのでしょうが初心者レベルの私でもアイディアさえあれば無理矢理でもやりたいことが出来てしまうFileMakerは業務になくてはならないものです。


FIRMS_ver_2_62_FM-1.fmp12
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カスタムAppの解説

第二回の予選通過作品の一つ、FIRMS_2.62。

色々とアップデートされたので、作者様のメモを拝借させていただきます。


[ 更新内容 ]

①Style登録画面移動ボタン押した時に全レコード表示した後ソート。変更前全レコード表示無かった。

②スクショをSNS等で送った時に見やすくするため、Defect Picture画面で品番表示を写真上に変更。

③レシートプリンター出力時に良品であればA-Gradeと表示するようにした。その他表示内容微調整。

④Detale List 1行ごとに色変え見やすくした。

⑤Defect Picture 写真の枠線色をDefect Picture移動ボタンの枠線色と同じにして関連を強調付けた。

⑥Defect Picture 写真の不良箇所に赤丸印を入れられるようにした。スクショでSNSに送信を想定。

⑦レシートプリント内容に製品の受け取りとお直しを想定した日付、名前欄を設けた。


第二回のレビューはこちら

https://www.fm-1gp.com/post/entryno18




恐らく今回の目玉機能である、不良箇所に赤丸をつけてSNSなどを使って送信する機能。

該当ポイントを全てレイアウトを作成して表示するというテクニックで表現されています。

まさに発想と努力の集大成をぶつけていただいてる感がします。


マニュアルも新規に追加されています。





その他、レコード行ごとの色つけてみたり細かい配慮がされた内容。





カスタムAppの設計

こちらの写真に赤丸をつける機能はなんとレイアウトで再現されています。

左上から、、、、

、、、、右下まで。

この努力は誰もが一度は通る道ですが、Claris のトレーニング系のチャンネルをご覧いただくともうちょっと楽に作れてメンテナンス性も向上するやり方は存在します。



感想

写真とSNSを活用されるという新しい機能を持ってこられて、より使えるアプリになったと思います。

また見やすさや分かりやすさを考慮したマイナーアップデートは、使いながら育てる Claris FileMaker の特徴を活かした内容だと思います。

分かりやすさという点で、業界ならではのアイコンが多用されてるのでは無いかと思います。

アプリの使い易さやとっつき易さを向上させるには、むしろ一般的なアプリで使用されてるようなアイコンや表現の方が万人受けすると思います。


審査結果

予選通過


改修ポイント

今回は改修ポイントというより、別のポイントをレビューとさせていただきたいと思います。

せっかく良いものがあるのに、社内の導入の許可がおりない、というお話はよく聞く話です。様々なケースが想定されるので一概には言えませんが、おせっかいなアドバイスをさせてください。



1.作ることに夢中になりすぎていないか?

FileMakerでアプリを構築する楽しさは、体験の一つとして素晴らしいものだと思います。

構築に夢中になるあまり、別の方向に突っ走ってしまうことはままあります。

これは便利だ!という部分を冷静に見つめる事も必要なタイミングはあると思います。


2.賛同を得る

このアプリをご自身以外に使ってもらい、これが無いと業務上不便で仕方ない、といった意見を周りからも出してもらいましょう。この際に、n時間短縮できます、n円コストダウンにつながりますなどの数値データも一緒に出せると言うことなしです。


Claris ジャパンのYoutubeチャンネルには様々な事例紹介を10分程度でされています。

導入の経緯なども語られています。(かなり盛られてるっっていうのはあるかもなのでご注意を。)

その他、過去のカンファレンス、今回のEngageなどでも導入経緯などを語られている動画もございます。


きっとご自身でもわかっておられると思うので、Claris Partnerに相談されてみてはいかがでしょうか。

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