審査基準の"新規性"について

審査基準の"新規性"が解りにくかったようなので説明します。

この"新規性"はFileMaker Pro 19 の新しい機能や高度な技術を使っているというよりは、

この世にないアプリであるか?

という意味での"新規性"を主に指しています。


もちろん、技術力が評価されないわけではありません。素晴らしいテクニックを使っていれば、それは評価されます。


例えば・・・

普通の「家計簿」「お小遣い帳」では新規性の評価はされません。

そういうアプリは世の中に沢山あります。

しかし、「スーパーその日暮らし」の様な機能を持っていれば、それは新規性と言えます。

例えが若干解りにくいので説明すると、昔々に「スーパーその日暮らし」(1995年5月発売)という家計簿ソフトがありました。

確か・・・

  • 最初に財布の残高、給料日、給与額を入力

  • 食費とそれ以外の金額を日々入力

  • 使いすぎると怒られる

  • 残高が少なくなると貧乏なイラストが表示

と、執事の様なキャラクターがユーザを管理してくれるアプリだったと思います。Android版は2011年頃から開発中みたいです・・・

時にはユーザを励まし、時には叱責し、ブラックユーモアもある面白いアプリだったと記憶しています。

家計簿アプリでも、この様な新規制があればOKなのです。

 

具体例とするとFileMaker選手権2020開発未経験部門 金賞の「カジカン(作:963)」は決まった期間で行う家事のチェックをQRコードをスキャンするだけでタスクの完了チェックをして次のタイミングのリマインドを作成しています。

レビュー記事

FileMaker Goを開いて〜ファイルを開いて〜家事を探して〜チェックする。という手順をQRコードのスキャンだけで実現したことが新規性なのだと思います。


タスク管理:iOSの標準アプリとして存在するし、他にもたくさんある

家事管理:たくさんある。QRコードで処理するものは見当たらない


技術的にカジカンの中身を見ると3テーブルしかありません。マスタ保存のテーブルもあるので、実質1テーブルです。

QRコード生成はfmgo.jpで公開されている QR コードを FileMaker Go で作成 【fmQRcode】 を使用しています。

言い方は悪いかもしれませんが、それ程高いテクニックは使っていません。

 

このように、新規性、オリジナリティ、企画力、そういうものがあれば、FM-1グランプリでの入賞は十分狙えると思います。


アイデアが思いつかない方に、ヒントになるような考え方をお伝えします。

  • 既存のよくあるアプリにプラスαしてみる(「その日暮らし」的な考え方)

  • 自分が日常生活で困っていることを解決出来ないか?

  • 家族が日常生活で困っていることを解決出来ないか?

  • 趣味の分野で使えるようなアプリは無いか?(編み物の計算とか盆栽管理とか)

  • 自分の知識をライブラリ的アプリにできないか?(着物の着付けとか風呂敷の折り方バリエーションとか)

  • 柔軟な帳票レイアウト作れて、iPhoneでも印刷出来るって何か活用方法あるのでは?

  • 特定業種用のカレンダー生成&印刷アプリとか(既にあるかもしれないが)

  • ゲームの攻略や記録に使えるのでは?


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